クラウドファンディングの案件紹介です。
最近は数多くの不動産事業者がクラウドファンディングに参入しており、正直なところ紹介が追いついていないのですが、目にとまった案件については自分なりの解釈と判断を加えて紹介していきたいと思います。
<目次>
ビギナーズクラウド 5号ファンド
・リバース平和第5号
募集期間:4/10 11:00~4/24 17:00(抽選式・後入金)
予定年利:7%
運用期間:約7ヶ月
募集金額:3,500万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率約20%
ビギナーズクラウドは福岡に拠点を持つ「株式会社Good不動産」が運営する、不動産投資型クラウドファンディングのサービスです。
今回の対象不動産は福岡市中央区平和3丁目にある「リバース平和」。第1号からずっと同じ物件を対象としていますが、対象不動産は総戸数30戸・賃料相場5.5~6.5万円であることから考えると一つの不動産を複数ファンドで回していることになります。
対象不動産は事業者が15年以上にわたり安定した賃貸運営を行ってきた(=安定したインカムが見込まれる)こと、及び劣後出資比率が20%あることから、リスクは低いと推定します。
不動産投資型では募集終了から運用開始、運用終了から払い戻しまでの資金拘束期間が長いケースも散見されますが、ビギナーズクラウドの場合はそれぞれ9日、20日とまずまずの短さです。
投活 27号ファンド
・投活プロジェクト27号
募集期間:4/11 18:00~4/17 18:00(抽選式・後入金)
予定年利:5.1%
運用期間:約8ヶ月
募集金額:3,150万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率約20%
本ファンドの対象は、神奈川県川崎市中原区にある区分マンションの6戸。
詳細としてはリースバック契約(インカム収入あり)4戸、契約締結中が1戸、入居者募集中が1戸となっており、インカムに加えてキャピタルゲインも期待できるとのこと。
この説明から推測すると、ファンド条件の年利5.1%は現在のインカム部分のみから計算した数値だと思われます。
これまで投活においては、キャピタル型ファンドにおいて想定よりも高く売却できた場合にアップサイド配当の可能性が複数あるという特徴があります。
本ファンドもキャピタル型の側面を持つので、アップサイドを期待してもいいかもしれません。
さらに投活27号では、出資によりAmazonギフトの全プレキャンペーンもあります。
50万円以上の出資確定で2,500円、割合としてはそこまで大きくはありませんが、アップサイドを期待しつつのちょっとした楽しみと思えばいいのではないでしょうか。