不動産投資型クラウドファンディング、「FANTAS Funding(ファンタスファンディング)」の話題です。
FANTAS Fundingでアップサイド配当(配当保証)が実装されました。投資家の利益を確保する、注目の仕組みです!
<目次>
配当保証について
数日前にFANTAS Fundingでリニューアルが行われ、クラウドファンディングを重視する方向に向かっていくのではないか? という話題を記事にしましたが、この話がさっそく動きました。
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具体的な動きですが、FANTAS Fundingで「配当保証」が実装されることになりました。
これは早期償還が起きた際、当初予定されていた運用期間分の配当が保証される(例えば、運用期間6ヶ月のファンドが2ヶ月で償還された場合、6ヶ月分の配当が支払われる)という仕組みであり、早期償還による配当ダウンを回避し投資家の利益を確保することになります。
極論を言ってしまえば、6ヶ月・年利5%のファンドが1日で償還されたら実質年利は900%以上になるわけで(さすがにこんな極端な事は起きないと思いますが)。
何にせよ投資家にとっては有利になる仕組みが実装されることになり、FANTAS Fundingの魅力が高まったと言えます。と同時にクラウドファンディングを重視するということは、今後さらに良い条件かつ大型のファンドが登場される可能性が高まったことを意味します。
ファンド募集予告
配当保証の導入に合わせ、2ファンドが募集予告されています。
・FANTAS repro PJ 第48号
募集期間:2025/5/16 19:00~5/21 8:59(抽選式・後入金)
予定年利:6.0%
運用期間:5ヶ月
募集金額:8,100万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率10%
・FANTAS repro PJ 第49号
募集期間:2025/5/16 19:00~5/21 8:59(抽選式・後入金)
予定年利:6.0%
運用期間:6ヶ月
募集金額:1億80万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率10%・マスターリース有
48号ファンドの対象は八王子市南大沢2丁目206-15に位置する鉄骨造マンション、49号ファンドの対象は千葉県市川市下貝塚3丁目6-3に位置する木造アパート。
両方ともに不動産のバリューアップ後売却するキャピタル型ファンドであり、築古のため節税効果が高く投資家に対する節税対策として売却を予定しているとのことです。
いずれも上記のアップサイド配当(配当保証)が実装されたファンドです。
ナイショの話
以下はちょっと裏話。
どうやらFANTAS Fundingは配当保証の導入にかなり本腰を入れているらしく、今回募集されるファンドは配当保証発動(つまり、早期償還で実質利率アップ)の可能性が高い物件で組成しているとの情報があります。
融資型ファンドでは償還時期は相手の返済に左右されますが、不動産投資型ファンド(特に自社物件)の場合は償還時期をある程度動かすことができるため、あり得ない話ではなさそうです。
せっかく配当保証を導入したのなら、最初の数ファンドでさっそく発動させ話題性を高めるというのが経営判断として妥当ですし、私でもそうします。
以上の事から考えると、情報が現実になる可能性はそれなりに高いのではないでしょうか。
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