書面契約型の小口不動産投資(匿名組合)サービスを提供している、なにわファンドの紹介です。
以前に募集されたファンドが償還される予定となり、その継続ファンドが登場しました。
<目次>
現在の投資状況とこれまでの実績
現在私はなにわファンドにおいて、5ファンドに100万円ずつ合計600万円を投資しています。直近ではインカム型の「まいど20号」に100万円を投資しました。

なにわファンド全体ではこれまでに32件のファンドを募集しうち22件で償還済、累計出資総額は17億円超。これまで償還されたファンドについて、遅延及び損失はゼロです。

特筆すべきは年利回りの平均値で、予定6.1%に対し実績が12.8%。
利率の上振れはキャピタル型の「おおきに」シリーズが寄与していて、これまで募集し償還済の11ファンド全てで実績利回りが予定を上振れているという優秀な実績を残しています。

なにわファンドはクラウドファンディングではなく、書面契約型のため手続きはやや煩雑です。それでもかなりの人気を集めているのは、運営方針や日頃の情報開示姿勢に加えこの実績があるからでしょう。
なにわファンドへの投資に興味がある方は、直接の申込をどうぞ。なにわファンドに会員登録される際にはSALLOWからの紹介と記入いただければ幸いです。

(なにわファンド 公式サイト)
naniwa-fund.com
(なにわファンド X(Twitter)アカウント)
https://twitter.com/naniwa_fund
まいど22号
なにわファンドからは、インカム型の「まいど22号」が募集されています。後述するように本ファンドは「まいど6号」の継続ファンドのため、6号に投資していた投資家が優先権を持ちます。
・まいど22号
募集期間:完売まで(先着式・後入金・書面契約)
予定年利:6.5%
運用期間:24ヶ月
募集金額:5,600万円(1口10万円、3口から)
保全など:優先劣後方式 劣後比率20%・借入無し

まいど22号の対象物件は、大阪府四條畷市にある地上3階建ての店舗付き共同住宅。
長期にわたって安定した賃料収入を得ている物件ですが、築53年を超え経年劣化が避けられない状況です。そのため退去が発生した場合にはリノベーションを検討したものの、築年数や修繕コストをあわせて考えた結果大規模修繕は見送り、将来的には用地売却も視野に入れて運用を行っているとのこと。
2025年6月末時点で18戸中7戸が空き室(店舗2テナント・住宅5戸)ですが、以前の管理会社においてリーシング活動が十分に行われていなかった(*)とのことで、7月からは管理会社を変更して賃貸管理及び空き室のリーシング活動を行っていくとのことです。
*この件についての説明&謝罪がなにわファンドから先日ありましたが、なんというかその、もう少しオブラートにくるんでいいんやで? と思ってしまうほどフランクかつ率直な言い回しでした。こんなところが信頼を集めている理由の一つなのでしょう。
投資判断
まいど22号はまいど6号の継続ファンドですが、ファンド総額を8,000万円→7,000万円に縮小し、想定利回りを6%→6.5%へ変更して再組成されました。
前述の通りまいど6号の運用中に管理会社の問題が発生したため、まいど6号へ出資した投資家へのお詫びの意味も込めての再組成なのかもしれません。

築53年超の建物でも大半がフルリノベーションされており内装は新しいこと、また現在の稼働率においてもファンドの利回りは十分確保できること、さらに固定資産評価額・路線価などから査定した土地の実勢価格が出資額を上回っていることから、インカム型ファンドとしては十分な安定性が担保されているものと判断します。
私はすでに、まいど6号と同額の100万円で継続申請を行いました。

(なにわファンド 公式サイト)
naniwa-fund.com

