不動産投資型クラウドファンディングの「REEZIN(リーズイン)」から、新しいファンドが募集中。
小粒なファンドですが、条件的にはかなり良い案件です。すでに100%を超えていますが、抽選式なので運試しにはちょうどよいかと。
<目次>
REEZIN(リーズイン)の紹介

REEZIN(リーズイン)は、大阪で20年以上運営している総合不動産事業者の「株式会社新成トラスト」が運営している会社です。代表取締役は「冨士井直哉」氏。
軽く検索したところ、特にネガティブな情報はありませんでした。
ただ登録すると営業電話が飛んでくるという噂があります。気にしない人は気にしないでしょうが、個人的な意見としては電子的手法で個人情報を集めた以上、電話ではなくメールなどの電子的手法で営業するのがフェアだと思っています。これはREEZINだけではなく、他の不動産投資型クラファンにも言えることですが。
REEZIN(リーズイン)の不特事業登録は「小規模第1号事業」であり、投資家一人当たりの投資額は100万円(1ファンド100万円ではなく、投資総額100万円)に制限されています。
これらを合わせて推測すると、REEZINは新成トラスト社の顧客発掘手段の一つなのでしょう。
なお、だからといってREEZINのサービスが良くないとは言いません。顧客発掘手段だからこそ、ファンドの運営は堅いことが推測されるからです。

REEZINのその他の特徴は「優先劣後方式」「1口1万円の小口」「入居率の高い安定物件」「WEBで完結」というもので、一般的な不動産投資型クラウドファンディングと同じものです。
安定したインカム型で規模小さめなファンドを募集していく、というスタイルなのでしょう。
REEZINクラウドファンディング 第4号
・REEZINクラウドファンディング 第5号
募集開始:11/4 10:00~11/18 17:00(抽選式・後入金)
予定年利:8%
運用期間:3ヶ月
募集金額:756万円(投資家一人当たり、総額100万円)
保全など:優先劣後方式 劣後比率40%

REEZINの5号ファンドは、大阪市西区の区分マンション1室(1K、約32㎡)を対象にします。
公開されている情報と建物外見から判断する限り、対象物件は「スワンズシテイ中之島クロス」と考えられます。12階建・88戸のマンションです。
外部の不動産情報サイトによると、32㎡の部屋は1LDKで家賃は8.7万円。劣後出資も含めたファンド規模1,260万円に対する表面利回りは年利8.3%であることから、予定年利の8%は妥当と判断されます。
劣後比率は40%とインカム型の割に高く、対象不動産はすでに事業者が所有・安定運用をしているという情報から、自社物件の一部をファンド化しファンド終了時には自社に買い戻すことを想定していると思われ、これも安全性を高める仕組みとなっています。
投資の世界に絶対はありませんが、ファンドの規模・事業者の狙い・不動産の立地と利便性・劣後比率などを考えると、想定通りのリターンとなる可能性がかなり高いファンドだと推測します。すでに抽選率は100%を超えていますが、当選したらラッキーくらいの運試しで申し込むと良いかもしれません。

