融資型クラウドファンディングの話題です。
募集額は少ないながら、名物案件が久しぶりに登場しました。「この案件のためだけに登録する価値もある」と、けっこう本気で思っている案件ですので、興味のある方はどうぞ。
<目次>
PF軍用地担保ファンド22号
・PF軍用地担保ファンド22号
募集開始:5/21 12:30~
予定利率:3.7%
運用期間:12ヶ月
募集総額:450万円(主部分)
担保など:軍用地に対する第一順位抵当権設定
沖縄発の融資型クラウドファンディング、「Pocket Funding(ポケットファンディング)」が募集する名物案件は、軍用地案件。
まさに沖縄らしい、特徴のある案件です。
募集額が450万円と少なく、おそらくはすぐに蒸発するでしょう。私は余裕資金がないので投資できませんが、もしあるのなら優先的に投資したい案件です。
案件の詳細
「PF軍用地担保ファンド22号」は、相続登記に関する手続き資金のため、軍用地を担保に資金を借り入れるもの。
資金の用途が明確で、かつ期限が切られている(相続登記の手続きが終われば返済される公算が高い)ことから、一時的な資金を融資型で調達する意義もあり、匿名性はあれど透明感のある案件、という印象です。
軍用地のリスクは、土地が使われなくなり返還されることで借地料が入らなくなること。
今回の軍用地は補助飛行場として利用されていることから、今のところ使われなくなるということはなさそうで、借地料が長期的に支払われる=土地の価値が落ちにくい物件になっています。
さらに追加融資の可能性があるとは言え、現状で担保余力は半分どころか3/4以上残されており、余力はたっぷり。
物件価値の変動の少なさと合わせて、安全性の高い案件と言えそうです。
軍用地×クラウドファンディングの強み
軍用地は沖縄発の事業者ならではの案件で、段違いの保全力と担保性が魅力です。
軍用地を担保とするクラウドファンディングに投資できるのは、現状でポケットファンディングのみであり、ポケットファンディングに会員登録する大きなメリットになっていると思っています。
(もちろん、私もそれを目的にしている一人です)
軍用地×クラウドファンディングの相性の良さについては、下記の記事で詳しく解説しています。
投資期間の違いはありますが、単純な利率で比較するなら、軍用地への直接投資より軍用地担保のクラウドファンディングの方が利率は高かったりします。