ソーシャルレンディング投資記録(新)

【ゆるリタイアからのFIRE達成】クラウドファンディング*ロボットアドバイザー投資家のSALLOWによる、投資記録と投資情報のブログです。

「投資先をどう選んでいるのか?」という質問への回答



クリックよろしくお願いします。いつも励みになっております。

 にほんブログ村 株ブログ ソーシャルレンディングへ にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ    


フォローもよろしくお願いします → 


AGクラウドファンディング
アイフルグループとタイアップ中!
バナー経由の新規会員登録でアマギフ1,000円プレゼント!
(広告リンク)


件の問題を受けてクラウドファンディング投資がにわかに騒がしくなってきましたが、こういう状況になると時々聞かれる質問があります。

私が投資先をどう選んでいるのか? というもの。今回はこの質問に記事で回答します。


<目次>

 
 

ファンドの選び方


 ソーシャルレンディング投資記録


まず最初に、一番のポイントとなるだろうファンドの選び方について。


過去に何回か書いたことがありますが、私がクラウドファンディングにおいて最優先しているのは「適切かつ幅広い分散」です。

なので正直、一つ一つのファンド内容はそこまで精査していません。ファンド内容を見ていないわけではありませんが、おおよそのポイント(融資型なら担保や保証、不動産投資型なら立地やEXITストーリー、劣後その他)を斜め読みして特に問題がないと判断すれば、それで資金の一部を投入しています。


これが実物の不動産のように、一撃で多くの資金を投入しなければならない(分散が効きにくい)投資先であればリスク回避のため十分な精査が必要でしょう。しかし多くのファンドに分散していれば、分散投資という行為そのものがリスク回避手段となり得ます。

つまりは1つの投資先にかける100の労力を、100の投資先に分散することで各々1の労力に分散させているわけです。この方法のもう一つの利点は、労力を分散させることは量的な分散だけではなく、質的な分散(つまり精査の難易度)を下げる効果もあるということです。


精査せずの分散ですから、損失が起こる可能性はもちろんあります。しかしトータルで考えれば、リターン3%損失0%よりもリターン5%損失1%を選ぶのが投資というものでしょう。


大規模リブランドした「GATES FUNDING」、今後に期待!

GATES FUNDING(広告リンク)
 
 

事業者の選び方


次に、事業者の選び方です。


ファンドの透明性はあるに越したことはないし、投資家保護も手厚いに越したことはありませんから、これらの観点にも注目はしています。

ただ最終的にどこまで透明性や投資家保護を表に出すかについては、事業者の戦略や方針によるところが大きいとも思っています。クラファン専業の事業者は少数派ですから、本業との絡みで表に出しにくいこともあるでしょう。

投資家側にはいつでも「投資しない」という自由があります。気に食わなければその自由を行使すれば良いだけで、度を超した要求をするのはただのクレーマーというものです。


私が事業者を選ぶに際し重視していることの一つは、SNS(X)における広報活動です。

Xは双方向性かつリアルタイム性が強く、拡散能力に優れる一方でたやすく炎上を起こしかねないリスクがあります。リスク回避の観点からはXでは事務的な情報発信のみを行い、コミュニケーションを取らないのが最適解ですが、炎上リスクを取ってでも投資家とコミュニケーションを取ろうとする事業者には優先的に投資を行います。


また私はクラファン投資家であると同時にメディア(ブロガー)でもありますから、投資家として手に入る情報以外にメディアとして手に入る情報もあります。この両者の情報を総合して、事業者やファンドへの投資を判断しています。


さらに一つ付け加えると、クラウドファンディング投資はインサイダーの対象外です。クラファンへの投資歴やクラファンメディアの運用歴だけはそれなりに長い方なので、色々とナイショな情報も入ってくるということで。


今後の成長が期待される蓄電池ファンド。黎明期ですがポテンシャルはあります。

FUNDI(広告リンク)
 
 

どこを見るべきなのか


ここまで書いてきた通り、私のファンドの選び方や事業者の選び方に具体的マニュアルはありません。投資家として、ブロガーとして、あるいはナイショで手に入る情報を総合しながら、最後は雰囲気で投資しています。


なので私が判断した結果は、月次のまとめに添付しているクラウドファンディング投資の状況を見てもらうのがてっとり早いでしょう。


(参考:2025年2月のまとめ)
www.sallowsl.com


クラファン投資の状況を見る際には個別の事業者やファンドがどうのというミクロ的な視点ではなく、全体を俯瞰するマクロの視点でお願いします。

多くの金額を投資しているということは、一定水準の信用をしているということです。


ただし、この命題の逆や裏は成立しません。

一定程度信用をしていても、ファンドの募集頻度が少なかったり競争が激しかったりで投資金額が少ないサービスがあるので、投資金額が少ないということは信頼していないということを意味しないというわけです。
 
 

件の問題、クラファンへの影響


ここ最近クラファン界隈を騒がせている件の問題ですが、この影響についても質問されることが時々あります。


私の考えは、「短期的な影響はあるものの、長期的にはそこまで問題ない」です。


なぜなら、クラファンは無リスク資産や国債よりもリターンの期待値が上回るからです。万が一この問題を受けて事業者が破綻に近い状況になったとしても、世の中には100を超えるサービスがあり代替は可能です。

少なくとも私が10年以上クラファン投資をやってきた経験から言うと、適切な分散を行ったケースにおけるクラファン投資のリターンは常にプラスであり、年間を通して投資成績がマイナスになったことは一度もありません。過去に事業者ごと破綻した年度においても、です。


(関連記事)
www.sallowsl.com


今回のケースでどこまで損失が広がるか、そもそも損失に繋がるのかどうかはまだ分かりませんが、結局は投資対象を集中してしまったら大損害を負いかねないというだけのことであり、「卵は一つの籠に盛るな」という古くからの教訓の通りです。

これはクラウドファンディング投資だけの話ではなく、個別株だろうがFXだろうが暗号資産だろうが、分散が不十分であれば当てはまる投資の本質の一つです。


むしろ件の問題を見せつけられることで、事業者側は管理体制を十全にする重要性を再認識するでしょうし、投資家側も高金利のみに飛びつくことのリスクを自覚するでしょう。結果、利率偏重の流れに待ったをかけて脇を締めるという意味では良い影響をもたらすのではないでしょうか。
 
 

まとめ:クラファンは投資の一手法


楽して簡単かつ確実に儲かる投資は存在しません。ですからクラファンにおいても、ファンドの一部で遅延・損害が発生するのは当然覚悟の上で投資しなければなりません。


株価が5%程度下落することを「通常の調整」と言うのなら、クラファンにおいて全投資額の5%程度が遅延し損失可能性発生することも通常の現象です。黎明期のクラファンならさておき、現状においては集中投資をしない限り5%もの遅延が起きることはめったにないので、クラファンはある意味で安全性の高い投資と言うこともできるでしょう。

株と違いクラファンの損失が確定だから話が違うと主張するのなら、クラファンの利益は株と違い確定しているわけですからおあいこです。


税金についても、クラファンの収益が総合課税であり高額の税がかかるという意見は散見されますが、損失が出た場合その高額の税がまるごと返ってくるという点を指摘する意見はあまりありません。片方を主張するならもう片方も主張しなければ、片手落ちというものでしょう。



適切な分散を行い、あるものは予想通り、あるものは上振れ、あるものは損失という結果になる。そうやってリスクをとりながらリターンを得ていくのが投資です。

私は経験上、十分かつ適切に分散されたクラウドファンディング投資はほぼ確実に正のリターンを生むことを知っています。なので個別ファンドの精査にはそこまでこだわらず、幅広く分散することで全体としてリターンを生む仕組み、言わば「ファンドのインデックス化」を提唱し実践しています。


以上が、私が投資先をどう選んでいるのかについての答えです。

この答えが正しいかどうかは分かりませんが、これまで退場せずやってきたということは間違ってはいないのでしょう。


投資登録だけで、Amazonギフト2,000円が全プレ!
CREAL
CREAL(広告リンク)
 
 



© 2019-2023 「ソーシャルレンディング投資記録」 SALLOW All rights reserved.